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【第2回】AI要件定義とは何を決めるのか

― 何をどう考えさせるかを整理する仕事
 
「AI要件定義と言われても、何を決めればいいか分からない」
 
これは非常によくある話です。
 
従来のシステム導入では、
・画面
・入力項目
・帳票
・機能
を整理していました。
 
そのため、
「AIでも同じように考えればよい」
と思われがちです。
 
しかし実際には、
AI要件定義は、
従来システムとは大きく違います。
 
なぜならAIは、
“考える業務”
を扱うからです。
 
つまりAI要件定義では、
「何をどう考えさせるか」
を整理する必要があります。
 
■ 従来システムとの違い
従来システムは、
“決められたルール”
で動きます。
 
例えば、
・受注入力
・請求書発行
・在庫計算
などです。
 
つまり、
 
入力
 ↓
処理
 ↓
出力
 
が明確です。
 
一方AIでは、
・要約する
・分類する
・比較する
・優先順位を付ける
・提案する
など、
“考える処理”
が入ります。
 
つまりAI要件定義では、
「どう考えるか」
を決める必要があります。
 
■ AI要件定義で最初に決めること
最初に決めるのは、
AIに何をさせるか
です。
 
例えば問い合わせ対応なら、
・問い合わせ分類
・重要度判定
・回答案作成
・担当振り分け
などがあります。
 
見積業務なら、
・類似案件検索
・利益率確認
・抜け漏れ確認
などがあります。
 
つまり、
“AIの役割”
を決める。
これが最初です。
 
■ 次に決めること
AIは何を見て考えるのか
 
ここが非常に重要です。
 
AIは、
何も情報がない状態では考えられません。
 
そのため、
判断材料
を整理する必要があります。
 
例えば見積業務なら、
・過去見積
・利益率
・工事規模
・標準単価
・過去トラブル事例
などです。
 
クレーム対応なら、
・問い合わせ内容
・過去対応履歴
・顧客情報
・感情表現
・損害有無
などです。
 
つまり、
“ベテランが何を見ているか”
を整理する必要があります。
 
■ AIはどう判断するのか
ここがAI要件定義の核心です。
 
例えばクレーム対応なら、
・怒り表現あり → 注意
・損害あり → 重要
・SNS投稿示唆 → 緊急
など、
判断基準
を定義します。
 
見積業務なら、
・利益率20%未満 → 警告
・過去平均より安い → 注意
・高リスク条件あり → 上長確認
などです。
 
つまり、
“考え方のルール”
を整理する。
 
これがAI要件定義です。
 
■ AIは何を出力するのか
次に、
AIが何を出すか
を決めます。
 
例えば、
・要約
・注意点
・分類結果
・回答案
・比較結果
・確認事項
などです。
 
ここが曖昧だと、
AIを入れたが使われない
という状態になります。
 
つまり、
“現場で使える形”
を考える必要があります。
 
■ AIはどこまで自動化するのか
ここも非常に重要です。
 
AI導入では、
最初から完全自動化
を目指しがちです。
 
しかし実際には、
AIが一次整理し、
人が最終判断する
形が現実的です。
 
例えば、
AIがクレーム重要度を判定
 ↓
担当者確認
 ↓
返信
という流れです。
 
つまりAIは、
“人を支援する”
形から始める方が成功しやすい。
 
■ AI要件定義でよくある失敗
失敗する会社は、
「AIが勝手に賢く判断してくれる」
と思っています。
 
しかし実際には、
・判断基準が曖昧
・業務ルールが未整理
・過去データが整理されていない
状態では、
AIもうまく機能しません。
 
つまりAI導入では、
“考え方の整理”
が最重要です。
 
■ AI要件定義で重要な視点
AI要件定義では、
次の4つが非常に重要です。
 
① 何をさせるか
AIの役割を決める。
 
② 何を見て考えるか
判断材料を決める。
 
③ どう判断するか
判断基準を決める。
 
④ 何を出力するか
現場で使う形を決める。
 
つまりAI要件定義とは、
“考え方を整理する作業”
です。
 
■ 中小企業こそ重要
中小企業では、
・属人化
・ベテラン依存
・暗黙知化
が非常に多くあります。
 
つまり、
“頭の中にしかない”
ことが多い。
 
AI要件定義を行うことで、
・判断基準整理
・ノウハウ共有
・業務標準化
が進みます。
 
つまりAI導入とは、
単なる効率化ではなく、
“会社の考え方整理”
でもあります。
 
■ AI導入で成功する会社
成功する会社は、
AIツール選び
より先に、
・業務整理
・判断整理
・考え方整理
を行っています。
 
つまり、
“要件定義”
をしっかり行っています。
ここがAI導入成功の大きな差になります。
 
【社長への問い】
「あなたの会社では、“何をどう考えているか”整理されていますか。」
 
もし、
・ベテランしか分からない
・人によって判断が違う
・属人化している
のであれば、
必要なのは、
AIツール導入ではなく、
“AI要件定義”
かもしれません。
 
AI導入とは、
“考える業務”を整理し、
会社の知識に変えること
です。
 
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
 
もし今、
・AI要件定義をどう進めるか知りたい
・属人化を解消したい
・AIを実務に活かしたい
という場合は、
一度整理することで方向性が見えてきます。
 
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2026年05月12日 10:05