フェリーズ・コンサル株式会社|経営サポート・ITサポート|藤沢市

お客さまの立場に立った経営サポート・ITサポートならフェリーズ・コンサル株式会社にお任せください。

ホームスタッフブログ ≫ 社長の経営判断クリニック 【第3.4回】AIが会社に定... ≫

社長の経営判断クリニック 【第3.4回】AIが会社に定着しない本当の理由

AIを経営参謀にする ~社長の経営判断クリニック~
第3部 AIを経営に定着させる
第3.4回 AIが会社に定着しない本当の理由

AIが会社に定着しないのは、社員のITスキルが低いからとは限りません。
多くの場合、「いつ、何の仕事で、どう使うか」が決まっていないことが原因です。


【今日の経営判断】
「ChatGPTを使えるようにしたのに、ほとんど使われていない。」
「AI研修を実施した直後は使っていたが、いつの間にか元の仕事のやり方に戻ってしまった。」
AIを導入した会社で、このようなことが起きる可能性があります。
 
そこで社長は、
「社員のAIへの意識が低い。」
「もっと研修が必要なのではないか。」
と考えるかもしれません。
しかし、本当にそれが原因でしょうか。
 
例えば社員に、
「AIを積極的に使ってください。」
と伝えただけでは、
社員は、
「何の仕事に使えばいいのか。」
「どこまでAIに任せていいのか。」
「AIの回答が間違っていたらどうするのか。」
が分かりません。
結果として、慣れている従来の方法に戻ってしまいます。
 
AIを導入するだけでは、会社の仕事は変わりません。
AIを日常業務の中に組み込んで初めて、会社に定着するのです。

【AIならこう考える】
AIを定着させるには、
「AIで何ができるか」から考えるのではなく、
「社員が毎日行っている仕事のどこでAIを使うか」
を決める必要があります。
 
例えば営業担当者なら、
「毎週月曜日に営業会議の報告資料を作る。」
という業務があるとします。
そこで、従来
 
営業実績を確認

自分で文章を考える

報告資料を作る
 
という仕事を、
AI活用後
 
営業実績を確認

AIに実績と課題を整理させる

社員が内容を確認・修正する

報告資料を完成させる
 
という流れに変えます。
 
これなら社員は、
「AIを使ってください。」
と言われなくても、毎週の仕事の中で自然にAIを使うようになります。
 
重要なのは、
AI活用を特別な仕事にしないことです。

【フェリーズ・コンサルの視点】
私は、AIが定着しない原因を考えるとき、
「社員が使うかどうか」ではなく、「業務の中にAIを使う場所が決められているか」
を確認することが重要だと考えています。
 
例えば、
「メールを書くときは、必要に応じてAIを使ってください。」
では、人によって使ったり使わなかったりします。
それよりも、
「お客様への提案メールは、まずAIでたたき台を作り、担当者が内容を確認して送る。」
と決める。
 
議事録なら、
「会議終了後、AIで要点・決定事項・担当者・期限を整理する。」
と決める。
 
このように、業務手順そのものにAIを組み込むことが重要です。
そして、最初から多くの業務に導入する必要はありません。
一つの部署で、一つの仕事から始める。
そこで効果が確認できたら、別の仕事へ広げる。
 
AI定着は「一斉導入」ではなく、
小さな業務改善の積み重ねと考えた方がうまくいきます。

【今日からできること】
AIを導入しているのに、あまり使われていない会社は、社員へ次の質問をしてみてください。
「毎週必ず行っていて、面倒だと感じている仕事は何ですか。」
 
その中から一つ選び、
・いつ行う仕事か
・誰が行うか
・AIに何をさせるか
・人が何を確認するか
を決めてください。
 
例えば、
毎週金曜日/営業担当者/AIで週報のたたき台を作成/本人が確認して提出
というところまで具体化します。
 
「AIを使う」ではなく、
「この仕事の、この場面でAIを使う」
まで決めることがポイントです。

【AIへの質問例】
そのままAIへ入力してみてください。
 
「私は〇〇業を経営しています。
AIを導入しましたが、社員の日常業務にはまだ十分定着していません。
社員が毎週行っている主な業務は、〇〇、〇〇、〇〇です。それぞれについて、
①AIを使う具体的な場面、②AIに任せる作業、③人が確認すべきこと、
④AIを使うことで期待できる効果、を整理してください。
その上で、最初に定着させやすい業務を一つ選んでください。」
 
【フェリーズ・コンサルからのアドバイス】
AIが定着しない会社では、
「AIを導入した。」
「研修を実施した。」
「社員に使うよう伝えた。」
というところで止まっていることがあります。
 
しかし、AI定着で本当に重要なのは、その先です。
誰が、いつ、どの業務で、何のためにAIを使うのか。
そして、
AIが作ったものを誰が確認し、どのように仕事を完成させるのか。
ここまで決める必要があります。
 
AI活用は社員個人の努力に任せるものではありません。
会社の仕事のやり方そのものを変える取り組みなのです。

【ご相談はこちら】
「AIを導入したが、一部の社員しか使っていない。」
「研修をしても、しばらくすると使われなくなってしまう。」
「AIを日常業務の中に組み込み、継続して使われる仕組みを作りたい。」
 
そのようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
 
フェリーズ・コンサルでは、
現在の業務を整理し、AIを活用できる業務の選定、AIを組み込んだ業務フローの設計、
利用ルールの策定、効果確認、他部署への展開まで一貫してご支援しています。
 
「AIを導入した会社」から「AIが仕事の一部になっている会社」へ。
現場で実際に使われ続けるAI定着の仕組みづくりを、伴走型でサポートいたします。

お問合せはこちら
 
2026年08月27日 04:56