社長の経営判断クリニック 【第2.6回】AIで経営会議はどう変わるか
AIを経営参謀にする ~社長の経営判断クリニック~第2部 経営判断にAIを生かす
第2.6回 AIで経営会議はどう変わるか
AIを導入すると、経営会議は「報告する場」から「経営判断する場」へ変わります。
【今日の経営判断】。
「毎月2時間も会議をしているのに、何も決まらない。」
こんな経験はありませんか。
会議では、
・売上の報告
・進捗の報告
・問題点の報告
に多くの時間が使われます。
そして最後に、
「では、来月も頑張りましょう。」
で終わってしまう。
これでは、会議を開くことが目的になってしまいます。
本来、経営会議の目的は、
「経営判断を行うこと」
です。
報告は会議のためではなく、経営判断を行うための材料に過ぎません。
AIを活用すると、この会議の進め方が大きく変わります。
【AIならこう考える】
AIは、会議で扱う情報を事前に整理することが得意です。
例えば、
・売上
・利益
・受注率
・クレーム件数
・進捗状況
などのデータを入力すると、
AIは、
「売上は順調ですが、利益率が先月より3%低下しています。」
「受注率は改善していますが、リピート率が低下しています。」
「最も優先して議論すべきテーマは利益率の低下です。」
というように、会議で何を議論すべきかを整理してくれます。
さらに、
「利益率低下の原因として考えられること」
「他社事例」
「改善案」
まで提示することもできます。
つまりAIは、
会議の議題を作るだけでなく、
経営判断に必要な材料を準備する経営参謀なのです。
【フェリーズ・コンサルの視点】
私はこれまで、多くのプロジェクト会議や経営会議に参加してきました。
その中で感じるのは、
会議時間の半分以上が「情報共有」に使われているということです。
しかし、情報共有は会議でなくてもできます。
例えば、
AIが事前に会議資料を要約し、
重要な数字の変化を整理し、
問題点を抽出してくれれば、
参加者は資料を読む時間を減らし、
最初から
「どう判断するか」
を議論できます。
私がお勧めしたいのは、
会議の冒頭でAIに、
「今回の会議で社長が判断すべきことを3つに整理してください。」
と分析させることです。
すると、
「報告会」
だった会議が、
「意思決定会議」
へと変わります。
社長にとって最も価値がある時間は、
報告を聞くことではなく、
判断することだからです。
【今日からできること】
次回の会議資料をAIへ入力し、
次のように質問してみてください。
「この資料から、社長が会議で判断すべき重要テーマを3つ抽出してください。また、それぞれについて確認すべき事項と、会議で決定すべき内容を整理してください。」
そして、
AIが抽出した3つのテーマから会議を始めてみてください。
会議時間が短くなるだけでなく、
議論の質も大きく変わるはずです。
【AIへの質問例】
そのままAIへ入力してみてください。
「以下は今月の経営会議資料です。(資料を貼り付ける)
社長の立場で内容を分析し、
『報告事項』と『経営判断が必要な事項』に分けて整理してください。
また、優先順位の高い議題を3つ選び、
それぞれについて考えられる原因、確認すべきこと、
意思決定の選択肢を提案してください。」
【フェリーズ・コンサルからのアドバイス】
AIによって会議は効率化できます。
しかし、本当の価値は、
会議時間を短くすることではありません。
社長や幹部が、
「何を議論し、何を決めるべきか。」
を明確にできることです。
AIを経営参謀として活用することで、
報告資料の作成や集計に時間を使うのではなく、
会社の未来を考える時間を増やすことができます。
【ご相談はこちら】
「経営会議が報告だけで終わってしまう。」
「AIを活用して会議の質を高めたい。」
「社長が判断に集中できる経営会議へ変えたい。」
そのようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
フェリーズ・コンサルでは、
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2026年08月17日 06:27