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社長の経営判断クリニック 【第3回】社長がAIに相談すべきこと、相談してはいけないこと

AIを経営参謀にする ~社長の経営判断クリニック~
第1部 AI時代の経営者
第3回 社長がAIに相談すべきこと、相談してはいけないこと
AIに相談する相手を間違えると、良い答えは返ってきません。

【今日の経営判断】
「AIは何でも答えてくれる。」
そんな印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
 
確かにAIは、経営、営業、財務、人事、法律、ITなど
幅広い知識を持っています。
 
だからといって、
「会社をどう経営すればいいですか。」
「新しい設備投資をした方がいいですか。」
「この社員を管理職にすべきでしょうか。」
といった質問を、そのままAIに投げ掛けても、
納得できる答えが返ってくるとは限りません。
 
では、社長は何をAIに相談し、何を自分で判断すべきなのでしょうか。

【AIならこう考える】
AIは、情報を整理し、選択肢を提示することが得意です。
 
例えば、
・市場や業界の動向を調べる
・競合他社との違いを整理する
・業務改善のアイデアを出す
・会議資料や企画書を作成する
・売上向上やコスト削減の方法を幅広く考える
 
このような「調査」「分析」「整理」「発想」の仕事では、大きな力を発揮します。
 
一方で、
「設備投資を実行すべきか。」
「採用するかどうか。」
「値上げをするべきか。」
といった経営判断は、会社の財務状況、社員の能力、取引先との関係、地域性など、
多くの背景を考慮しなければなりません。
 
AIは一般論を示すことはできますが、
自社の事情をすべて理解しているわけではありません。

【私ならこう判断する】
私は、AIには「答え」を求めません。
求めるのは、「考える材料」です。
 
例えば、新しい設備投資を検討するとします。
AIには、
「設備投資のメリット・デメリットを整理してください。」
「投資判断で確認すべきポイントを教えてください。」
「同業他社ではどのような活用事例がありますか。」
と質問します。
 
そして、AIから得た情報を基に、
自社の資金計画や経営方針、社員の状況を踏まえて最終判断を行います。
 
これは、優秀な社員や外部の専門家に相談するときと同じです。
 
誰かが決めてくれるのではなく、多くの意見を参考にしながら、
最後は社長自身が責任を持って決断する。
その姿勢が、AI時代になっても変わることはありません。

【社長への宿題】
次の2つを書き出してみてください。
① AIに相談できそうなこと
② 最後は自分で判断すべきこと
 
例えば、
「会議資料の作成」は①
「新規事業への投資判断」は②
というように分けてみましょう。
 
この整理をするだけでも、AIとの付き合い方が明確になります。

【AIへの質問例】
経営判断の材料を整理するために、AIへ次のように質問してみてください。
 
「私は〇〇業を経営しています。
現在、『〇〇』という経営判断を検討しています。
この判断を行う前に確認すべき事項を整理してください。
また、メリット・デメリット、想定されるリスク、
不足している情報についても教えてください。」

【フェリーズ・コンサルからのアドバイス】
AIを上手に活用している会社ほど、「AIに何を任せるか」が明確です。
 
調査や分析、資料作成はAIに任せる。
一方で、経営方針の決定や優先順位の判断、人や組織に関わる意思決定は、
社長が責任を持って行う。
 
この役割分担ができている会社ほど、AIは大きな成果を生み出しています。
 
【ご相談はこちら】
「AIを使っているが、思ったほど業務改善につながらない。」
「何をAIに任せ、何を人が行うべきか整理したい。」
「AIを導入したものの、現場に定着していない。」
 
そのようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
 
フェリーズ・コンサルでは、AIの使い方をご説明するだけではありません。
「どの業務をAIに任せるべきか」「どこから取り組めば成果が出やすいか」
を経営の視点から整理し、経営成果につながる『経営参謀』として
活用できる仕組みづくりをご支援します。
 
社長と現場の双方に寄り添いながら、
AI定着化とDX推進を伴走型でサポートいたします。

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2026年07月31日 09:00