【第12回】会議が長い会社はなぜ決まらないのか
【第12回】会議が長い会社はなぜ決まらないのか― 会議は時間ではなく「設計」で決まる
「会議が長い」
「話し合っているのに決まらない」
中小企業の現場でよく聞く悩みです。
しかし本質は、
会議時間の問題ではありません。
多くの場合、会議設計が存在していないことが原因です。
会議が機能しない3つの理由
① 目的が曖昧
「進捗確認」
「方向性の共有」
一見正しいですが、
・何を決める会議なのか
・誰が最終判断するのか
が明確でないと、議論は拡散します。
② 判断と議論が混在している
議論の場なのか。
決定の場なのか。
これが曖昧だと、
・話し合い続ける
・決めないまま終わる
・後日また同じ議題が出る
という状態になります。
③ 優先順位が共有されていない
第11回でお伝えした通り、
優先順位が曖昧だと、
・すべてが重要に見える
・結論が揺れる
・社長判断に戻る
という流れになります。
会議は優先順位設計の延長線上にあります。
会議設計の基本3ステップ
① 会議の目的を1行で定義する
例:
・A案とB案のどちらを採用するか決める
・次月の重点施策を決定する
決める内容を明確にします。
② 役割を分ける
・議論する人
・情報を整理する人
・最終判断する人
この分離がないと、
全員が話し、誰も決めない状態になります。
③ 終わり方を設計する
会議の最後に必ず、
・決定事項
・担当者
・期限
を確認します。
これがないと、会議は“共有会”で終わります。
会議が長いのは悪ではない
短ければ良いわけでもありません。
問題は、決まらないことです。
会議は時間管理ではなく、
構造設計の問題です。
社長が疲れる会議の正体
多くの中小企業では、
・議論が拡散する
・論点が整理されない
・最後に社長がまとめる
という流れになります。
これは偶然ではありません。
会議設計がないと、
自然に社長依存構造になります。
会議は経営の縮図
会議が変われば、
・判断が速くなる
・責任が明確になる
・組織が自走し始める
会議は単なる打ち合わせではありません。
経営構造の縮図です。
【まとめ】
・会議が長いのは時間の問題ではない
・判断と議論を分ける
・会議設計は優先順位設計の延長
――――――――――――――――――――――――――――――――
もし今、
・会議が機能していない
・判断が会議で止まっている
・社長の負担が大きい
のであれば、一度、会議の構造を整理してみませんか。
形式を変えるのではなく、
設計を整えるところから始めます。
【こんな方におすすめです】
☑ 会議が長く感じる
☑ 話し合っているのに決まらない
☑ 最後は社長がまとめている
☑ 同じ議題が何度も出てくる
▶ 中小企業社長のための無料経営伴走相談はこちら
2026年02月24日 09:10