【第2回】なぜ中期経営計画は「作っただけ」で終わるのか
― 計画が会社を動かさない本当の理由「中期経営計画は作ったことがある。」
そう答える社長は多いのですが、
実際に経営で使われている会社はそれほど多くありません。
なぜ計画は作っただけで終わってしまうのでしょうか。
前回の記事では、中期経営計画は
社長の頭を整理し、社員と未来を共有するための経営ツール
であることをお伝えしました。
しかし現実には、
・計画は作ったが、誰も見ていない
・年度が変わっても計画が話題に出ない
・社員は計画の存在を知らない
という会社も少なくありません。
なぜ、中期経営計画は
作っただけで終わってしまうのでしょうか。
そこには、いくつかの共通した理由があります。
計画を作ることが目的になってしまう
最も多いのがこのパターンです。
・金融機関から求められた
・補助金申請で必要だった
こうした理由で計画を作ると、
提出した瞬間に役割が終わってしまいます。
しかし本来、中期経営計画は
・社内で使う
・社員と共有する
・経営判断の基準にする
ためのものです。
作ることが目的になると、
計画は自然と使われなくなります。
社長の頭の中が十分に整理されていない
外部の専門家が作った計画や、
形式に合わせて作った資料は、
・数字は並んでいる
・言葉もきれいに並んでいる
にもかかわらず、
社長自身がしっくり来ていないことがあります。
その結果、
「計画はあるが、実際は別の方向で考えている」
という状態になり、
計画が使われなくなります。
中期経営計画は、
社長の考えを言語化したものであることが重要です。
社員に共有されていない
これも非常に多い理由です。
・社長と一部の幹部だけが知っている
・現場は内容を知らない
・そもそも説明されていない
この状態では、
計画は会社の行動につながりません。
社員にとっては
・会社がどこを目指しているのか
・何を優先すべきなのか
が分からないため、
日々の仕事は目の前の作業だけになってしまいます。
中期経営計画の役割は、
会社の方向性を社員と共有することにあります。
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
経営の悩みは、社長一人で考えていると整理が難しいこともあります。
もし今、
・中期経営計画を作りたいが何から始めればいいか分からない
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という場合は、社長の壁打ちの時間を持つだけでも整理が進みます。
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年度事業計画につながっていない
中期経営計画は、
3年や5年の方向性を示すものですが、
それだけでは日々の行動には落ちません。
必要なのは、
・今年は何をするのか
・どこまで達成するのか
という年度事業計画です。
さらに
会社の目標
↓
部署の目標
↓
個人の目標
と落とし込むことで、
計画が実際の行動につながります。
中期経営計画は「作るもの」ではなく「使うもの」
中期経営計画は
・社長の判断基準
・会議での方向性確認
・社員の目標設定
など、日常的に使われてこそ価値が生まれます。
中期経営計画は未来予測の資料ではなく、
会社の方向性を共有するための経営ツールです。
【まとめ】
中期経営計画が形だけになる理由は、
・計画を作ることが目的になっている
・社長の考えが十分に整理されていない
・社員に共有されていない
・年度事業計画につながっていない
という点にあります。
中期経営計画は、
会社の未来を描くだけでなく、
社長の思考を整理し、
社員と方向性を共有するためのもの。
大切なのは、
作ることより、どう活かすか。
【社長への問い】
「あなたの会社では、中期経営計画は使われているでしょうか。」
もし胸を張って言えないなら、
それは計画を見直すタイミングかもしれません。
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2026年03月26日 10:49