【第7回】プロジェクトが動き出す最初の一歩
【第7回】プロジェクトが動き出す最初の一歩― 最初に決めるべき「3つの設計」
「やるべきことは分かっている」
「方向性もだいたい決まっている」
それでも、プロジェクトが進まない。
中小企業の経営相談でよくある状態です。
原因は、やる気でも能力でもありません。
多くの場合、
最初の設計が曖昧なまま始めていること
にあります。
プロジェクトは最初で8割決まる
途中で止まるプロジェクトには共通点があります。
・目的が曖昧
・ゴールが抽象的
・推進役が決まっていない
最初に整えるべきものが整っていないのです。
最初に決めるべき3つの設計
① 目的設計 ― なぜやるのか
「何をやるか」ではありません。
大切なのは、
・何を変えたいのか
・何が課題なのか
・何ができれば成功なのか
ここが共有されていないと、
途中で必ず迷走します。
② ゴール設計 ― 一言で言えるか
ゴールは複雑でなくて構いません。
むしろ、一言で言えることが重要です。
例:
・販管費を10%削減する
・営業効率を2倍にする
・受発注ミスを半減させる
一言で言えるゴールがあると、
現場の判断が揃います。
③ 推進設計 ― 誰が止めないか
最も見落とされがちなのがここです。
・誰が状況を見ているのか
・誰が止まりかけたら動くのか
・誰が社長に整理して返すのか
これが決まっていないと、
自然と社長に戻ってきます。
「完璧に整ってから」始めなくていい
設計というと、大げさに聞こえるかもしれません。
しかし必要なのは、
・目的を言葉にする
・ゴールを一文にする
・推進役を明確にする
これだけです。
この3つがあるだけで、
プロジェクトは動き出します。
社長が全部やらない構造を作る
多くの中小企業では、
・目的も社長
・ゴールも社長
・推進も社長
になっています。
これでは止まるのは当然です。
社長がやるべきは、
① 方向性を示す
② 判断基準を明確にする
③ 最終決断をする
それ以外は設計で分けられます。
プロジェクトは才能ではなく設計
優秀な人材がいなくても進む会社はあります。
逆に、優秀でも止まる会社もあります。
違いは、最初の設計があるかどうかです。
【まとめ】
・プロジェクトは最初の設計で8割決まる
・目的・ゴール・推進役を明確にする
・社長依存構造を防ぐのは初期設計
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もし今、
・改革を始めたいが不安がある
・プロジェクトが止まりがちだ
・最初の設計に自信がない
のであれば、一度、3つの設計を一緒に整理してみませんか。
大きな改革は不要です。
まずは構造を整えるところから始めます。
【こんな方におすすめです】
☑ プロジェクトが始まるが途中で止まる
☑ ゴールが抽象的なまま進んでいる
☑ 社長がすべてを抱えている
☑ 推進役が曖昧になっている
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2026年02月06日 17:28