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【第4回】なぜ外注したプロジェクトは失敗しやすいのか

【第4回】なぜ外注したプロジェクトは失敗しやすいのか
― 丸投げでも、管理過多でもうまくいかない理由
 
「今回は外注に任せよう」
社内に余裕がないとき、専門性が必要なとき、
外注という選択はとても合理的に見えます。
 
実際、外注そのものが悪いわけではありません。
問題は、外注すれば自然に前に進むと思ってしまうことです。
 
【外注すれば「楽になる」と思っていませんか】
多くの社長が外注に期待するのは、
・実務をやってくれる
・専門的な知見を持っている
・社内の負担が減る
といった点です。
 
ところが実際には、
・仕様確認のやり取りが増える
・判断を求められる場面が多い
・調整役が社長に戻ってくる
 
結果として、思ったほど楽にならないということがよく起こります。
 
【外注失敗の典型パターン①「丸投げ」】
忙しい中で外注すると、ついこうなりがちです。
・目的や背景を十分に伝えられていない
・社内事情を細かく説明できていない
・途中経過を深く確認できていない
 
外注先は、与えられた情報の中で最善を尽くします。
しかし、前提が共有されていなければ、成果物がズレるのは当然です。
 
【外注失敗の典型パターン②「管理しすぎ」】
一方で、失敗を避けようとして、社長が細かく管理しすぎるケースもあります。
・毎回の資料を細かくチェック
・表現や進め方に口を出す
・判断を後出しで変更する
 
こうなると、
・外注先は指示待ちになる
・スピードが落ちる
・本来の専門性が活かされない
 
結果として、社長が一番忙しくなるという皮肉な状況になります。
 
【本当の問題は「外注」ではない】
ここまで見ると、問題は外注そのものではないことが分かります。
 
本当の問題は、
・社長の頭の中にある考えが十分に言語化されていない
・誰が全体を見て調整するのか決まっていない
・社内と外注の間に立つ人がいない
という構造です。
 
外注先は「作る」「考える」ことは得意でも、社内事情を含めた調整役ではありません。
 
社長が外注の窓口になってしまうと、外注プロジェクトがうまくいかない会社では、
多くの場合、社長自身が社内の意見をとりまとめ、外注先に説明し、調整し、判断する
という役割をすべて担っています。
 
これでは、プロジェクトが進むほど社長の負荷が増えるのは当然です。
 
【外注を活かすために必要な視点】
外注をうまく活かす会社では、
・社長の考えを整理し
・社内事情を理解し
・外注先と対等にやり取りし
・全体を前に進める
「中立な推進役」が存在しています。
 
その人がいることで、
・丸投げにもならない
・管理過多にもならない
・外注の専門性が活きる
という状態が生まれます。
 
私も以前、外注したプロジェクトで、
間に立つ要員が日常業務で手一杯になり、
結局、自分が間に入り続けることになった経験があります。
 
また別の案件では、
外注先が期待していた役割を果たしきれず、
こちらがかなり負荷をかけないと進まないこともありました。
 
外注といっても、企業の看板を背負ってはいるものの、
携わってくれる人により成否が大きく変わります。
外注先の人の見極めも大切です。
 
【まとめ】
・外注が失敗する原因は、能力不足ではない
・丸投げと管理過多、どちらも失敗しやすい
・問題は「調整と推進の構造」にある
 
次回は、
「プロジェクトの8割は“調整”で決まる」という視点から、
目に見えにくい仕事の重要性を掘り下げます。
 
2026年01月27日 22:23

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