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【第2回】社長の頭の中は、なぜ整理できなくなるのか

【第2回】社長の頭の中は、なぜ整理できなくなるのか
― 忙しさが原因ではありません
 
「忙しすぎて、考える時間がない」
社長の方から、よく聞く言葉です。
確かに、日々の業務に追われる中で、腰を据えて考える時間を確保するのは簡単ではありません。
 
ただ、これまで多くの社長の話を聞いてきて、一つはっきり言えることがあります。
社長の頭の中が整理できなくなる原因は、単なる「忙しさ」ではありません。
 
【社長の頭の中で起きていること】
社長の思考は、常に複数のテーマが同時進行しています。
・今月・今期の売上
・人の問題(採用・育成・評価)
・将来の方向性
・投資すべきか、守るべきか
・社内外の人間関係
・毎月の資金繰り
 
これらは一つひとつが独立した問題ではなく、すべてが絡み合っています。
そのため、「これだけを考えよう」と思っても、別の問題が頭に浮かび、思考が行き来してしまいます。
 
【判断できないのは、能力の問題ではない】
「決められない自分は、経営者としてどうなのだろうか」
そう感じてしまう社長も少なくありません。
しかし、これは能力不足ではありません。
むしろ、
・軽々しく判断したくない
・影響範囲の大きさを理解している
・一つの決断が会社全体に及ぶと分かっている
からこそ、簡単に決められないのです。
 
真剣に経営している社長ほど、頭の中では常に複数のことを並行して考えているため、複雑になります。
 
【「考えている」と「整理できている」は別】
ここで重要なのは、考えていないのではなく、考えすぎて、整理できていないという状態になっていることです。
 
頭の中で何度も同じことを考え、結論が出ないまま時間だけが過ぎていく。
この状態が続くと、
・判断が先延ばしになる
・さらに新たな問題が出てくる
・次の一手が打てなくなる
といった悪循環に入っていきます。
 
【思考が整理される瞬間は、いつか】
みなさんは、「誰かと話した後に、急に頭が整理された」という経験をお持ちではないでしょうか。
 
話している中で、
・問題が言葉になる
・論点が分かれる
・優先順位が見えてくる
 
これは、話すことで思考が外に出るからです。
 
【壁打ちは「答えをもらう場」ではない】
社長にとっての壁打ちとは、答えを教えてもらう場ではありません。
・話を遮らずに聞いてもらう
・思考を整理して返してもらう
・選択肢を並べてもらう
 
そうすることで、社長自身が判断できる状態になることが目的です。
 
私自身、頭の中が整理できず、同じことを何度も考えていた時期がありました。
しかし、社外の似通った事業をされている社長と話しをした後で、頭が整理され、判断が一気に進んだ経験があります。
 
次回は、
「社内に任せると止まり、外注するとズレる理由」
について掘り下げます。
 
多くの社長が経験する、プロジェクトが進まない“構造的な原因”を整理します。
 
【まとめ】
・社長の頭の中が整理できなくなるのは、忙しさや能力の問題ではない
・問題は、「考えていないこと」ではなく「考えが外に出ていないこと」
・壁打ちは、答えをもらう場ではなく、社長自身が判断できる状態を取り戻すための時間
 
もし今、同じことを何度も考えている感覚があるなら、
それは「整理する相手」が必要なサインかもしれません。
 
2026年01月20日 06:51

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