中小企業の脱炭素化取組状況(その3)
温室効果ガス削減の取り組みに対して、経営者が個人的にどんな考え方をもっているか尋ねた結果は、「個人・企業の負担になっても進めるべき」が19.4%、「個人・企業の負担にならない範囲で進めるべき」が46.5%を占めた。
また、自社の3年後までの取り組み方針では、「経営の負担になっても進めたい」は5.7%にとどまり、「経営の負担にならない範囲で進めたい」が65.1%に上り、「あまり積極的に進めるつもりはない」も29.2%を占めた。
大手企業を中心に、自社で排出するCO2削減に留まらず、部品調達先など関連する企業にCO2削減要請を行っている現状の中、積極的に進める姿勢のない中小企業が多く、今後取引を打ち切られる危険性があることを自覚していただきたいと思います。
危惧されている費用の問題は、補助金を活用すれば軽減できることですので、是非ご相談いただきたいと考えます。
出典:「中小企業の脱炭素への取り組みに関する調査」日本政策金融公庫(2023年1月)
2024年12月05日 08:40