DXってどんなもの?
DXという言葉は最近頻繁に目にするようになりましたが、自社を振り返って何をやればDXなのかと考えている方もいらっしゃると思います。私の経験から事例をご紹介しますと、ある食料品配達の会社で、お客さまからの注文が前日の遅い時間に来るため、注文が来るまで肉の加工もできず、結局翌日の配達が遅くなってしまっていました。
そこで、過去の季節や曜日や天気などのデータと注文のデータを蓄積することで、明日はどの程度の注文が来そうだということが想定できますが、想定は100%確実ということはないので、これをある程度参考にして肉の加工をスタートすることはできます。
これにより、加工作業が効率化され配達も今までより早く行うことができます。
この例はAIになりますが、データを活用した業務の変革であり、DXということができます。
最近では、コロナの影響で飲食店は極力店員とお客様の接触を避け、画面での注文が主流となってきましたが、企業にとっては要員削減という副次的効果もあります。
これも社会の流れに対応した変革であり、まさにDXだと考えますが、みなさんの会社ではいかがでしょうか。
2020年10月19日 17:48