観測史上最高41.8℃!米と稲作にも影響 — 異例の連続猛暑が農業と健康を直撃
2025年8月5日、日本群馬県伊勢崎市で41.8℃を記録し、国内最高気温を更新しました。先週の兵庫41.2℃に続く記録破りの異常な暑さで、全国で5万3千人超が熱中症で搬送されるなど、健康被害が深刻な状況です。
さらに、主要稲作地帯である東北地方では、極度の渇水と害虫(特にカメムシ)の異常発生が確認され、今年の収穫見通しにも重大な影響が及ぶおそれがあります。
農水省は過去の供給危機を繰り返さぬよう、新たな増産政策・防虫支援・水害対策などを緊急に実施しています。
(Reuters:2025年8月5日)
気象庁によれば前年同様、全国的に平均気温は上昇傾向が継続中で、これらの事象はもはや「偶然の異常」ではなく、地球温暖化の現実の一部です。
政府は今後も迅速な対応と農業インフラの強化を迫られることとなります。
この猛暑は、私たちの健康と食の安全を同時に脅かす新たな“生活災害”。
個人では水分補給と室内の冷房管理を徹底し、社会としては農業・水資源管理の強靭化、エネルギー・気候対応政策の抜本的強化が急務です。
2025年08月06日 05:42