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異常気象を「温暖化の影響○%」と分析・発信 研究者有志の団体発足

国内で発生した高温や豪雨などの異常気象に、地球温暖化がどれほど影響したかを科学的に分析し、発信する研究者有志の団体「極端気象アトリビューションセンター(WAC)」が20日、発足した。

温暖化が起きていない仮想の地球をコンピューターで再現し、温暖化している現実と比べて、ある異常気象が起きた確率が温暖化の影響でどの程度高まったかを計算する「イベント・アトリビューション(EA)」という手法がある。
WACにはこれを手がけてきた東京大や京都大の研究者らが参加。気象庁の早期天候情報などをもとに、異常気象の発生後数日程度で分析結果を公表し、気象キャスターらの情報発信に役立ててもらう。

東京都内で開いた発表記者会見で、今田由紀子・東大大気海洋研究所准教授は「西日本豪雨(2018年)などを目の当たりにして何かしなければいけないという思いに駆られた」と話した。
森信人・京大防災研究所教授は「日本の気候変動に対する意識は先進国の中で圧倒的に低い。この取り組みが社会全体の意識を変えるトリガー(引き金)になれば」と語った。

招待され登壇した気象予報士の石榑(いしぐれ)亜紀子さんは「温暖化という難しいテーマを身近なこととして捉えてもらうために、野菜や果物の価格変動など日々の話題と共に伝えるようにしている。報道と科学がタッグを組むことで、より一層根拠を持って伝えられる」と期待を込めた。【大野友嘉子】
 

(毎日新聞 :2025年5月20日)

2025年05月22日 13:00

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